COLUMN

祖母の面影を追って

個人的なことですが、去る2019年7月19日、

最愛の祖母が100歳10ヶ月の大往生にて他界しました。

まさに安らかな永眠への道を示してくれました。

 

我が家から車でも10分のところに住んでいた祖母家族。

ピアノ教室もあったために、4歳からはほぼ毎週、通っていました。

家へ行く度に、近所の方がお茶飲みに立ち寄っていて、いつも多くの方を笑顔で出迎えていました。

もちろん私たちにもお茶菓子をたくさん出して、いろんな話を聞いてくれました。

子供ながら、いつも笑顔、という表情と、たくさんの方が集まってくる様子から、なんだかすごいなぁと印象的で、絵日記に描いたこともありました。

 

徐々に動けなくなり、できることが少なくなり、、

でも最後までカラダの内臓機能は衰えず、耳は良く聞こえていたし、記憶力が半端なくて、私たちが忘れていることもたくさん話してくれていました。

 

もちろん苦労した時期もあったようです。

母を産んだのは終戦直後。

ということは、戦時中は妊娠中。

生き抜いてくれたからこそ、私の命があるのです。

 

そんな命の尊さも教えてくれた祖母。

たくさんの人が自然に集まり、

どんな話でも聴いてあげていることが、

祖母の生き様として残してくれた私へのメッセージだと感じたのです。

あぁ、私もこういうことがしたいんだ、と。

 

いま勤めるコンセプトスタジオvedaでも、

多くの方をお迎えし、話を聴きながら、

自然と笑顔で対応することが身についていました。

それを、個人でもやっていきたいのだなと。

 

+greenと名付けたこの仕事と、

みなさんをお迎えするスペースをつくることは、

多くの方をお迎えして、話を聴き、

なんとなくでも、少しでも、

来て良かったと思っていただけたらと、

まさに祖母の温かなエッセンスを受け継がせていただいたような気がしました。

 

そんな後押しをいただけていることに改めて感謝して、

みなさんとの時間を過ごしていきたいと思っております。

 

先日リリースしたこちらのプログラム「ライフデザインカウンセリング」も、

そんな1人ひとりとの対話の時間。

お気軽に、自分の扉を叩くつもりで、お越しくださいね。

 

 

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