COLUMN

「思い込み」は悪じゃない

 

noteメンバーシップ「BMSカレッジ」では、9週目に入り「思い込みを探そう!」と題して、みなさんそれぞれが普段どんな思い込みに縛られているか探っていただいています。

なんとなく、
「仕事」「お金」「食事」「自分を否定する」,,,
そんなカテゴリーにまつわることが多いですよね。

私がよく挙げるのは「1日3食」
そして「甘いものを食べると太る」など食に関することが多いですが、
みなさんからいろんな思い込みをコメントでいただいています。

「ミスをしちゃいけない」
「人に迷惑をかけてはいけない」
「親としてしっかりしなくてはいけない」
「人に任せてはいけない」
「自分にはこんなことできない」など…

世間一般で言われていることなども、一度「本当にそうなのか?」と立ち止まることが大切です。
時代に合わなくっている、ものもあるかもしれないし、完璧な人間なんていないのに、言われ続けていることが多いことに気づくでしょう。

こんな思い込みを探していって、どういうステップを踏んだらいいかというと、

「ミスをしちゃいけない」→「ミスしてもいい。精一杯やってダメならあやまる」
「人に迷惑をかけてはいけない」→「お互い助け合いながら生きればいい」
「親としてしっかりしなくてはいけない」→「親だって人間。失敗もある」
「人に任せてはいけない」→「全部自分でやってしまったら他人の成長機会を奪っている」
「自分にはこんなことできない」→「やらないうちになぜ決めつける?」

などと、この変換は一例ですが、自分なりに変換してみてほしいなと思います。
そうすることで、思い込みの呪縛から解放されるようになるでしょう。

「思い込み」って、自分で自分にかけている罠のようなもの。
その罠に縛りつけられて、本来の自由が見えていない、というケースがほとんどです。

 

では、なぜそんな思い込みを持つようになったのか。

それはもちろん、親のしつけや学校教育から受ける影響は多いと思いますが、それだけでなく、幼少期というのは、周りの状況を見ながら無意識にいろんなことを「学んで」います。

自分は怒られていなくても、周りで怒られている人がいたら「あぁ、そういうことしたら怒られるんだな」とか、「自分はそうならないように気をつけよう」というように、自分の身を守るようにどんどんと「こうしちゃいけない」が増えていくのです。

でもそれは成長する中では必要なステップ。

自分がより良く生きていくためには、必要だからどんどんと積み重ねてきた大切な「思い込み」なのです。

ですので、どんな思い込みでも「否定しないように」してほしいなと思います。
「その時の自分には必要だった」から身につけてきたものです。

しかし大人になった今、その自分で積み重ねてきた「思い込み」によってがんじがらめになってしまっているとしたら、大人な私たちには「不必要になった」思い込みもあるのです。

なので、「思い込み」に気付いたら、「今までありがとう」というように感謝を向けてから手放していただきたいなと思います。

 

人間は成長する生き物です。

自分にとって必要で溜めてきたものも、成長する過程では必要だったけど、成長した今は必要なくなるものがあります。そんなふうに大人になってからの成長・進化は、どんどんと玉ねぎの皮を剥くように、不要なものを手放して、中心にある真の自分自身に向かうことです。

その旅路を楽しんでいきましょう!

思い込み探しを一緒に進めていきたい方は、⇒noteメンバーシップへのご登録をどうぞ!

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