COLUMN

すべてを認める世界へ

 

この世界は自分自身を映し出す「鏡」であると言われています。

いいこともそうですが、ちょっと嫌な感覚も、それを感じた時は、自分を振り返ることができるチャンスです。

 

私は最近、ある会話を聴いていて、何か違和感を感じていました。こういう感じ、なんかちょっと嫌だなぁと。。

そのように、心が「ざわっ」としたら、何か自分自身の中で気づくべきことがありますよーというお知らせだと思っているので、何でなんだろう、、と自分の心を探っていったら、、「あー私も無意識に同じようなことしていたのかも」「そんな会話をするコミュニティに違和感を感じていたな」と気づいたのでした!

 

私たちは、人と関わっていく中で、どうしても相容れないことや、違いを感じることや、比較してしまうことなど、自分と他人を別の存在として見ていることが多くあります。そんな中で反発をすることも、受け入れられないことも、きっとたくさんあるでしょう。

しかしですね、私たち1人ひとりは、この世に生を受けて、すべての人が素晴らしい存在であって、ほとんど誰もが家族に愛されて育ってきて、そう考えると、誰も他人のことを否定することはできないでしょう。

そして人にはそれぞれの役割があったり、成長段階があったり、見ている視点が違ったり、今日の気分が違ったり。。なので、いい関係ばかりではない、さまざまな人間関係模様を築いてしまうのです。

 

人と対峙する時、その人はきっと、自分とは違う「立ち位置」「視点」「環境」「状況」で今を生きているのだから、それを認めて接していくことで、その場面はかなり穏やかになると思います。

何か言葉を発したり態度で示す時に、そこに「すべての人を認める」視点があるかどうか、それって本当に大切なことだな、というか、そういう姿を私も大切にしていきたいんだなということに改めて気づきました。

でも、そうじゃないこともこれまでしてきてしまったりしていたので、そんな会話が目の前で聞こえてきて、違和感を感じていたのです。それによって、改めて気づきが起こって、自分の心も正位置に戻されたような、そんなスッキリ感を味わいました。

 

そうするとですね、見えてくる景色が変わってくるのです。違和感を感じる関係性は減ってきたり、逆に、こういう考え方は好きだな!という情報が入ってくる。自分の中から嫌な感じが1つ消えたから、そういうものは見なくなって、自分にとっていいと思うものばかりが映し出されてくる。鏡に映るものが変わってくるのですよね。

そうやっていろんなものを解消しながら、人生は進んでいくんだろうなぁと。またこの先はどんな世界が映し出されて、何を気づく順番なのでしょうか。そんな過程を楽しんでいきたいと思います。

その人それぞれの生き方があります。見ている視点もきっと違います、それらを認めた上で人と関わりを持つと、きっと相手も世界も優しくなりますよ。

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