私たちが歩んでいる人生は、複雑なようで、実はとてもシンプルです。
必要なことが起きる。不必要なことは起こらない。それだけです。
起きる出来事すべてが気づきに繋がるし、そのために起きていることを知ったら、じゃぁ自分に起きたあのことは?という探究の道が始まります。
そして、余計な思い込みに巻き込まれなければいい。
命をいただいて、この世に生まれて、何の疑いもなく、与えられた役割を淡々とこなしながら成長する、それができる人は、何も自分以外のものに巻き込まれていない。そんな生き方ができたら実は楽なのです。
しかしいろんな人と共同生活したり、人と関わりながら選択肢が多い中で生活しているから、自分と他者を比較したり、迷いや嫌悪感などが生まれ、生きにくさや気持ちの落ち込みを感じてしまうのですよね。
先日、ヨガ仲間と聖典「バガヴァッドギーター」を読んでいたときのこと。インド文化に触れ、未だに根付くカースト制度の話題に。こんな崇高な教えがある国に、なぜカースト制度は存在していたのか。。私たちから見たらどこか矛盾を抱えているような、と、そんな話になりましたが、まさに「与えられた使命を生きる」それを体現しているのですよね。
平等の概念とは違うのではないか、平和な日本という国に生まれた私たちにとっては、なかなか理解し難いかもしれませんが、実は彼らにとっては、「与えられた地位で生きる」ことこそが「ダルマ(調和)に従って生きる」ことであるのですよね。
私たちが自由で平和に生まれてきたのは、ある意味、「決められていないから自由」であり、「自由だからこそ難しい」と感じられるのだなと思うのです。
どんな家庭に生まれるか、の違いはあれど、何をして生きていくか、を多彩な選択肢の中から選べるこの国で生きることは、本当にありがたいですし、だからこそ迷いや悩みも尽きないでしょう。
この国に生まれ、自由に生きられる家庭に生まれた方も多いのであれば、そのことに感謝を込めて、自分の生き方を自分の責任のもとに、自信を持って歩んで行けたらいいのではないかと思います。
そして、数十年前からの終身雇用時代から、さらに自由度が広がって、さらに多くの選択肢が生まれた現代。
だからこそ、本当に自分の内側を見つめることが大切だなと感じています。
興味を持つもの、自分が好きなもの、心の底から没頭できるもの、そんなところをヒントに、自分で自由に創れるとしたら??
自分の心に響く、魂や細胞が震えるような、そんな出会いと時間を大切にしていけたら。そこに自分を知る大きなヒントがあるのです。
シンプルな人生なのに、迷いが尽きない方。。ぜひご一緒にいかがですか?
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