COLUMN

自分の体験はすべて誇りに

 

これを読んでくださっている方は、まぁまぁ長く生きていると思うので、これまでの人生で経験したことの中に、「もっとこうしておけば」「あれは失敗だったかなぁ」と思う出来事の1つや2つあるでしょう。

でもいつしか「失敗なんて本当にないんだなぁ」と思うようになり、自分のすべての経験は、自分で起こしたことであるし、自分のために起きたことである、と思えるようになりました。

自分にとって一見ネガティブな出来事であっても、それがあったから気づけたことがあり、そのことによって生き方や考え方が変わったり、自分の生きる道を改めて考えるきっかけになっていたりするでしょう。

 

私たちは、さまざまな「経験」をするために生まれてきたのであり、それによって気づきや成長を繰り返して、人生を一歩ずつ歩んでいくものだということを理解できたとき、本当にさまざまな出来事に感謝できて、乗り越えた先の明るい未来があると信じられるようになります。

もし、いま何か辛い状況にある方がいるとしたら、一旦そこから離れて、自分の過去を振り返ってみるといいでしょう。

さまざまな出来事は、自分の人生の中で必ずつながっていて、「あれがあったから今がある」と思えることが見つかるはずです。

そう思えなかったとしたら、何かに執着しすぎている、こだわりすぎているものがある、そう捉えて観方を変えてみてはいかがでしょう。

 

もし、まだ今の時点でそう思えなかったら、無理に押し付けることはしません。その状況であることを丸ごと受け入れていてください。いつか何かの瞬間に、その捉え方が変わる瞬間が来るまでは、そのままを受け入れて「待つ」ことも大切です。

 

今までの積み重ねがあったからこそ、今の自分があります。

これまでの経験はすべて誇りに思って、自分の足跡として刻んでおいてほしいと思います。

過去の事実は変えられない、けれども、過去の捉え方は変えられます。

そしてそれらを生かしていくのは「今の自分」です。

今この瞬間に観方を変えられたら、さまざまな自分を受け入れられたら、未来の自分は明るい生き方になるでしょう。

いつからでも遅くありません。

人それぞれにタイミングがあるのですから、その概念さえも取り払って、これからの明るい未来を創造していきましょう。今から先の未来は、今の自分が創り出せる力と権利を持っています。

2022年、ここからどんな未来が訪れるかワクワクして生きましょう。

関連記事

PAGE TOP