実は、「脳は3つ(3箇所に)ある」と言われたら、どう感じますか?
一般的には「えっ?頭だけじゃないの?」と思われるかと思いますが、ボディートークでは「脳は3箇所にある」という概念を採用しています。
「頭脳」「心臓脳」「腸脳」の3つです。
最新の研究では、これまで頭ばかりを「脳」として扱っていたことが覆され、心臓、そして腸も、脳以上のニューロン(神経細胞)が存在することが分かり、それらも含めて体内へのさまざまな指令やコミュニケーションを行っていると。
だから、ボディートークのタッピングは「頭」「心臓」「腸」の3箇所にタップするようになっています。
その概要と新たなテクニックについて、先日の函館で行われたボディートークカンファレンスで受講し、改めて内容を振り返っておりました。
私たち施術士は、「3つの脳」についてはあらかじめ学んでいるのですが、創始者であるジョン博士による詳しい説明を受けて、「これまで頭脳ばかりフォーカスされていたが・・」「腸脳が最も多い役割を〜」とかを聞きながら、「そんなこともあるんだろうなぁ」と感じ、お腹の中に頭が埋め込まれているようなイメージが沸き、なるほどなと思っていました。
これまでの定説が覆される瞬間に立ち会いながら、「顕在意識や目に見えるものは全体のほんの5%あまり」という話がありますが、そんなことを考えると、今の時点で「これはこうです」と言われていることなんて、どこまで行っても正しい答えなんて分からないんですよね。私たちが生きているうちに人間や宇宙の全容が開示されることなんてきっとなくて。。
「あの人はこんな人」「これはこうすべき」と言っても、誰がそう決めて伝えているのでしょうか?
この世は未知なものばかり。
でも、だからこそ面白い。
何を信じるか、どの意見を採用するか、についても、まずはその前提を認識した上で、「今の自分」がそれで心地良いのか、が基準であることがいいんだろうな、と改めて思いました。
ということで、頭脳以上に大きな役割(もしかしたら指示まで)をしているかもしれない「腸脳」に改めて敬意を表しつつ、体内の調整を計ってくれていることに感謝を示さなければなりません。
腸内細菌などの研究も進む中、私たちができることは、もちろん食べ物などで腸内環境を整えること、もそうですが、しっかり腸を労ってあげることかもしれませんね。
ちなみに、ボディートークでは、セルフケアでも、対面セッションでも、これら3つの脳へのタッピングという手法を使って、滞っている体内のコミュニケーションがより円滑になるようなことをしています。
私も改めて、セルフケアでも、セッションを提供する際も、それらの箇所へしっかり意識を送って施すことができそうです。知識が増えると意識が変わりますからね。今後の説明会の内容も変化しそうです。
それぞれ、これからも自分自身の気づきもより楽しんでいけたらと思っています。(明日は久々にボディートークセッションを受けにいく日で今からワクワクです!(さっき決めた))
あ、心臓脳については改めて書きますね!
そんな最先端の知恵が詰まったボディートークご用命はこちらから。