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観察する目線

 

同じものを見ても、人によって感じるもの、考えるものが違ってきます。

目の前に起きることだけで右往左往するのか、

それが起こっている自分の人生まるごとを見て、その中で起こっていること、と見るか、

はたまた宇宙全体を見たときに、自分の目の前で起こっていることをどう捉えるか、

そうやって自分の「目線」を変えてみると、

起きている現象に関して、感じ方や捉え方が大きく変わってくる。

 

私たちはこの世で生命を受けてこの世界で生きています。

自分の目に映る範囲だけを見て生活すると、

見えるものだけでいろんなことを判断してしまいがちなため、

それに対する感情だけに振り回されてしまうでしょう。

 

しかし、自分の周りに起きていること、

目には見えていないけど実際にあるもの、

生きている世界全体を捉えて今の自分を見ること、

そんな視点を持ってみると、

自分自身が今ここにいることの「有り難さ」だけが残るでしょう。

 

「ありがとう」は「有り難う」。

あるのが難しいのに、ここにあること。

だからこそ感謝が沸いてくる。

 

宇宙という壮大なマクロなレベルと、

分子/原子/素粒子、、そしてエネルギーという微細なミクロなレベルまで、

その中で命を受けていることを考えて観察することで、

起こっていることへの見方も変えられる。

 

見えない、そして手の届かない私たちを取り巻くいろいろにも感謝していこう。

 

 

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