この世界は、「良い⇔悪い」「上⇔下」「明るい⇔暗い」など、対する言葉に溢れています。
これは「どちらかが存在しないと他方はあり得ない」という二元論的な観方です。
「明るい」を表現するには、「暗い」ないと表せないのですね。このような比較の世界で成り立っています。
なので、「こっちがいい」「あちらはダメ」と、何かと判断してしまいがちです。
しかし、自分がこうだと思っていた事柄に対して、逆の方面から観てみてください。
必ず、別の角度からの観方があるでしょう。時には二方だけではなく、さらに多方面から観ることができる物事もあるかもしれません。
別の立場の方から観た時に、必ず自分とは違った観方をする方がいる、ということを前提に、人とのコミュニケーションを図ることを心がけていただきたいなと思います。
1人でもそういう観方ができる方が増えると、この世から争い事はなくなっていくと思います。
「あの方がそういう観方をするのも無理はないわね」というような、相手の状況を考えた上での付き合い方ができるようになると、自分の身の回りに集まる人は、どの人も必要な大切な人、という観方になるでしょう。
どうしても相容れないという方がいたとしても、自分の中で、気づきや学びが起きれば、その登場人物は自分の世界からいなくなったりします。あんなに敵対視していたのに、仲良くなるか、いなくなるか。笑
でも本当ですよ。
試しにやってみてください。
「どうしたらいいのか分からない」「そんな相手を受け入れるなんて無理」という方は、ぜひ一度ご相談ください。
「どちらもある」という観方をすると、解決できてしまうことが多々ありますから。
そんな「モノの観方」をこれからも広めていきたいなと思っております。