COLUMN

一歩進むと景色が変わる

 

「一歩進む」って簡単なようで、とても大変ですよね。。

きっと、モノによっては、軽々と一歩を踏み出せるものもあると思うけれど、やはり向かう道が大きなものであればあるほど、そしてそれが「自分の本質に近いものであればあるほど」一歩進むことに相当な恐れが伴うもののようです。

 

「恐れ」は自分を守るために起こります。

これまでの状況を維持することが、まず、人間の本能として安心安全であり続けられるから、その状況でいるままを無意識に選択したりしています。

これまでと違う自分、違う環境、違う習慣、に向かうことは何が起こるか分からない。人間は過去の体験からしかその先の予測ができないので、リスクを犯したくない。だからこそ一歩を踏み出すことへの恐れを抱いてしまいます。

 

しかし、「現状維持は衰退を意味する」という言葉があります。

なぜかって「人間は進化すべきもの」だからです。

私たちがこの世で生まれてきている大きな目的は「魂の進化と成長」と言われています。

いろいろな困難を乗り越えながら、さまざまな体験を経て、進化・成長していくのです。

だから「一歩踏み出す」ことは本当に大切なことです。

 

もし「一歩踏み出す」ことに「恐れ」を抱いているなら、「一歩」の歩幅を調整していけばいいのです。

私の4/1みたいに、一歩行く前に、まず0.1歩からやってみよう、という感じで。笑

摺り足でもいいでしょう。とにかく「ここまでならいける!」というところを見つけて、「あ、大丈夫だった」を繰り返していけばいいのです。そうしていけば「意外と行けるかも」となっていくでしょう。

 

なぜ恐いのに行くのか、という問いに出会うかもしれません。

でも、そんな時こそ、心の中心の本心にしっかり問いかけてください。

「なんか分からないけど、こっちへ行くことが自分の道な気がする」ということが浮かぶでしょう。

この「なんか分からないけど、〜な気がする」は、実はとても大事です!

もう自分の中心の本心は、自分が進むべき道は分かっているのです。それに気づいているか、気づいていないか。

気づいてしまったら、進むしかない、という状況になるでしょう。

 

これまでの自分の人生を振り返ってみたときに、そういう場面はありませんでしたか?

きっと1度や2度はあったことでしょう。

進学先を選んだり、就職先を決めたり、海外へ行こうと思ったり。。そんな時のことを思い出してみてください。

大人になってからは、なかなか次の一歩が進みにくくなってしまっているでしょう。守るものができたり、生活とのバランスだったり。。

でも、もし、進む方向が「なんか分からないけど、こっちな気がする」と感じた時は、ぜひその声に従って、半歩でも進むためのアクションを起こしてみてほしいなと思います。

 

「自分の本質」=「自分が本来生きる道」の真髄は、なかなか厄介で見つけにくかったりします。そこにたどり着くまでのストーリー展開がたくさん用意されているから。紆余曲折たくさんあるでしょう。そうでないと「人間ドラマ」ではなくなってしまいますからね。

「自分が本来生きる道」へのヒントは、人生の中でたくさん現れているはずです。それらをしっかりとキャッチして、丁寧に見逃さないように、進んでいってほしいなと思っています。

私はここに来てようやく、少し見えてきた気がしています。それは0.1歩からの今だから感じられています。

 

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